2011年03月23日

地震対策の基本知識1

地震が発生した際には、いつどのように避難すればいいのでしょうか。
万が一を想定して、シュミレーションをしておくことも大事です。
そうすれば、緊迫した状況でも慌てることはないでしょう。
また、必ずそれが役立つでしょう。
では、避難をするタイミングはいつがいいのでしょう。
また、そのときの注意点はどのようなものがあるのでしょうか
以下ではそのことについて見てみたいと思います。


まずは、避難のタイミングです。
地震が発生した直後に慌てて外へ飛び出さないで下さい。
建物や塀の倒壊、瓦や看板、窓ガラスなどの落下の危険性があります。
揺れが収まり、外の安全が確認できてから、戸外へ出ましょう。

その際に注意するのは、ブレーカーを落とし、ガスの元栓を締めることです。
また、戸締りも忘れないようにしましょう。


次に避難時の服装と道具です。
落下物から頭を守るためにも、ヘルメットや帽子、防災頭巾などをかぶりましょう。
怪我をしないためにも、軍手を着けて避難しましょう。
避難する際に瓦礫などが落ちていて、それをどかさないと避難できない可能性もあるからです。

普段から履きなれた靴を履いて避難しましょう。
できればある程度、底が厚めのものがいいでしょう。

助けを呼ぶ為の笛も携帯しましょう。
首から提げるか、リュックにつけておくと重宝します。
防災用品をつめた避難袋は背負って、両手は自由に使える状態にしておきましょう。
これは、避難の際に物を除けたり、子供を抱き上げたりしなければならないからです。


避難する際に気をつけなければならないことがあります。
隣近所の人とそろって避難しましょう。
お互い助け合えるからです。
また、何か起きた場合でもお互いの安否確認がでます。

そして、必ず徒歩で避難しましょう。
自動車は使わないで下さい。
渋滞に巻き込まれると避難が遅れます。

避難する場所は、必ずしも避難所とは限りません。
地震発生時には、広くて落下物がなく、安全そうな場所にひとまず避難しましょう。
具体的に言えば、広場や公園、駐車場などです。
そして、揺れが収まり、安否確認をして、落ち着いてから指定避難所へ移動しましょう。
その方がより安全です。  


Posted by teddy at 11:41Comments(0)